こんにちは。たつまです。
本日は巷で話題になってるFIREについて語っていきたいと思います。
FIREとは、Financial Independent,Retire Earlyの略で、経済的自立と早期退職を意味します。
要は、がっぽりお金貯めて仕事早く辞めようってことですね。
世間では、FIREが一種の流行語となっていて、労働から逃れたい一心でインデックス投資をしてる人も多い気がします。
私はFIREに関しては割と否定派です。
シンプルに、魅力を感じない。いいものと思ってません。
理由は、以下の通りです。
失うものが多すぎる
何かを得るにはそれ相応の代償がつきもの。
FIREも例外ではありません。
大きな資産を築ける代わりに、お金に換えられないものをたくさん失います。
簡単にいうと、経験と人間関係の喪失です。
人は年齢を経るにつれできることが限られてきます。
海外旅行に行ったり、恋人をつくってデートしたり。
若い時にしかできないことは、お金に換えられない財産です。
加えて、人間関係の喪失も同時に発生します。
人は、なんだかんだ社会的な生き物なので、人との繋がりがなければ幸せを感じることができません。
FIREを目指す過程では、相当厳しい節約生活を強いられるので、親しかった友人が離れていくことも考えられます。
結果的に、一生暮らしていける資産を手にした代わりに、死ぬまで続く孤独もセットで手に入れてしまうことになります。
お金いっぱいあって、なんでも買えるとしても、これでは全然幸せではないですよね。
FIREとは、老後アーリー
私は個人的にFIREのことを老後アーリーと呼んでます。
「Retire Early」ではなく、「Rogo Early」です。
つまり、老後が早くきちゃったってことですね。
私がFireのことを悲観的に考える一番の理由がこれです。
多分、楽しいのは最初だけですよ。
バリバリ仕事してた人が定年退職後に一気にボケたってよく聞くじゃないですか。
人ってなんだかんだ仕事してる方が健康的だと思うんです。
社会との繋がりがないと、何のために生きてるかわかりませんからね。
つまり、FIREしたら若年性認知症になる可能性が高いということです。
※私の個人的な見解です。データがあるわけではありません。
Retire Earlyを無視する
じゃあ、FIREを完全否定するのかというと、そうでもありません。
中間案として、FIREのFI(経済的自立)のみにフォーカスするのはOKだと思います。
つまり、RE(早期引退)を目指さないということですね。
投資信託に回す資産は、飽くまで遠い将来のためのクッション。
40代の人であれば20年後、20代の人であれば40年後。
未来の自分への仕送りだと割り切って、生活に支障がない余剰資金でコツコツ積み立てる。
それぐらいでいいんですよね。
資産形成しつつも、社会とのつながりはキープする。
何事も丁度いいとこ狙った方がいいですよ。
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